よく私の作品を、“線が綺麗”と仰っていただきます。
私は線を描く際、“刀”や”女性のライン“を意識しています。(作品によりますが。)
手は微妙な震えを伴いますので、一発では納得いく線は生み出せません。
なので、描きたい線を修正しながら納得いく一つの線を生み出してます。
それは、1㎜間とのやり取りです。
少しでもずれていれば私が納得できる線と作品を生み出せません。
納得するまで修正し続けます。
“塵も積もれば山となる。”とのように、納得いかない線を積み重ねていったところで、結局良いと思う作品にはなりませんので、早い段階に目を凝らして私の線を修正しながら描いています。
人生も同じ事だと思っており、自身が納得いかない日々や行動を積み重ねていけば、結果どうなるかは言うまでもありません。
線は正面から見ると違いがわかりにくいので、線に沿って片目で線を見ます。
↑ こうして線に沿って片目で見ると線が曲がっている箇所(刃こぼれ)が見えます。
私は“刀の曲線”のように刃こぼれが無い、綺麗な線でないと納得できないので、片目で線の流れを見ることで、線の不自然な箇所を見ることができます。
不自然な箇所を修正しつつ、片目で見つつ、私の線を描いています。
キャンバスは真っ白であり無限です。
この世界も同じ事で見えてる光景は全て真っ白。
そこに何をデザインし、何色を塗っていくかは自分次第。
今後も納得いく“私の刀”(線)を描き、悔いなき作品を生み出しながら目標に一心で創作に励みます!
髙津秀太郎